4月 012019
 

表現文化学研究IV

● 科目の主題
製作・配給・上映のあらゆる側面へのデジタルテクノロジーの浸透とともに、現在、映画のスタイル・上映環境・観客 の体験はその姿を大きく変えつつあります。しかし、その一方で、私たちが映画館やストリーミングサービスで見る作品 は、依然として「映画」と呼ばれ、観客にも「映画」として受容されています。このことは、現在の映画が、過去の映画 から数多くの要素を継承していることを意味します。今年度の授業では、1960年代から2000年代半ばまでのハリウッド映画を対象に、そのスタイルの継承と更新を考察した研究書 “The Way Hollywood Tells It: Story and Style in Modern Movies” (David Bordwell, 2006)を講読します。

● 到達目標
ハリウッド映画の語り口とスタイルは、アメリカ映画だけでなく、世界中の映画やテレビドラマに影響を与えています。したがって、 ハリウッド映画の考察からは、映像作品のスタイルと語りの技法に関心のある人には有益な示唆を得ることができるはずです。本演習を通して、現代の映画表現を分析する視点と手法を学び、各自に、研究に活かしてください。

● 授業内容・授業計画
テクストの講読が中心であるが、必要に応じて作品の上映を行い、具体的な事例を取りあげて議論する。また受講者による事例の提供を歓迎する。

● 参考文献・教材
David Bordwell. The Way Hollywood Tells It: Story and Style in Modern Movies. University of California Press, 2006.

 

表現文化学研究4

● 科目の主題
製作・配給・上映のあらゆる側面へのデジタルテクノロジーの浸透とともに、現在、映画のスタイル・上映環境・観客 の体験はその姿を大きく変えつつあります。しかし、その一方で、私たちが映画館やストリーミングサービスで見る作品 は、依然として「映画」と呼ばれ、観客にも「映画」として受容されています。このことは、現在の映画が、過去の映画 から数多くの要素を継承していることを意味します。今年度の授業では、1960年代から2000年代半ばまでのハリウッド映画を対象に、そのスタイルの継承と更新を考察した研究書 “The Way Hollywood Tells It: Story and Style in Modern Movies” (David Bordwell, 2006)を講読します。

● 到達目標
ハリウッド映画の語り口とスタイルは、アメリカ映画だけでなく、世界中の映画やテレビドラマに影響を与えています。したがって、 ハリウッド映画の考察からは、映像作品のスタイルと語りの技法に関心のある人には有益な示唆を得ることができるはずです。本演習を通して、現代の映画表現を分析する視点と手法を学び、各自に、研究に活かしてください。

● 授業内容・授業計画
テクストの講読が中心であるが、必要に応じて作品の上映を行い、具体的な事例を取りあげて議論する。また受講者による事例の提供を歓迎する。前期の授業の続きなので、前期開講の「表現文化学研究IV」を受講していることが望ましい。

● 参考文献・教材
David Bordwell. The Way Hollywood Tells It: Story and Style in Modern Movies. University of California Press, 2006.

 

表象文化論

● 科目の主題
本講義のねらいは、映像作品の考察のための基礎作りです。対象としては実写映画とアニメーション、および近年のデ ジタル映像表現を扱います。考察される作品は映画が中心になりますが、映画以外の動画表現の分析にも不可欠な映像リテラ シーの習得に役立つはずです。

● 到達目標
この講義では、みなさんに多くの作品に触れてもらい、映像作品を考察するための言葉を獲得してもらうことが目標です。したが って、受講者の積極的な参加が求められます。なお第1回目の授業の前に見ておいてもらう映画作品をポータルサイトで伝えます ので、受講者は必ず対象作品を見たうえで授業に参加してください。

● 授業内容・授業計画
毎回、いくつかの作品から特定の場面を選んで上映し、 その場面の特徴やそこで用いられている技法を考察しながら、 映画表現の多様な側面に光を当てていきます。またそれらの考察を通して、映画の分析に不可欠な基礎概念の導入も行い ます。

 

表現文化講読I

● 科目の主題
現在の私たちの社会における視聴覚文化の特徴のひとつは、映像や音響を用いた幅広い(狭義の芸術活動に限定されない)文化的実践が、ソーシャル・ネットワークないしはソーシャル・ネットワークと密接に連携したオンライン・プラットフォームにおいて展開し、共有される点にあります。この授業では、現在もっとも多くのユーザーを獲得している写真共有サービス Instagram を対象として、プラットフォーム時代の映像文化を考察したレフ・マノヴィッチの著作『インス タグラムと現代イメージ』を購読します。マノヴィッチは本書において、メディア理論、映画論、美術史といった従来の人文学に立脚する知見を、世界各地17の都市で共有された1500万枚のインスタグラム画像の定量的分析と突き合わせることで、視覚文化論のアップデートを試みています。本書の購読と受講者自身のリサーチを通して、ソーシャル・メディア時代の視覚文化としての Instagram を考察します。

● 到達目標
レフ・マノヴィッチが「文化アナリティクス」と呼ぶ、デジタル文化研究の方法論に触れるとともに、現代の視聴覚文化についての知見を深めることが、この授業の目標です。

● 授業内容・授業計画
授業は教科書の購読と発表によって構成されます。発表担当者は、担当箇所の要点をまとめたうえで、みずからのリサ ーチを加えて報告することを求められます。適宜、本書で言及されている映像作品などの上映も行います。また同書に収録された関連文献も議論します。

● 受講生へのコメント
この授業を受講する者は、必ず事前にインスタグラムのアカウントを用意しておくこと。あらかじめインスタグラムの基本機能に慣れ親しんでおくことが望ましい。インスタグラムのようなプラットフォームは非常に変化が激しいので、マノヴィッチの考察が必ずしも現在のインスタグラムに当てはまるとは限りません。発表の際には、担当箇所の主題に合わせて、みずからインスタグラムのプラットフォームでリサーチを行い、発表時に報告してもらいます。演習という授業の性格上、受講希望者多数の場合、履修を制限することがあります。

● 参考文献・教材 教科書
レフ・マノヴィッチ著 久保田晃弘・きりとりめでる共訳・編著 『インスタグラムと現代視覚文化 レフ・マノヴィッチのカル チュラル・アナリティクスをめぐって』、ビー・ビー・エヌ新社、2018年。

 

 

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