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2026年度 専門科目シラバス

表象文化構造論研究(大学院)

今年度は実写映画とアニメーションの研究における特定のトピックについて、研究文献の購読と作品の検討を行う。具体的には、(1)実写映画と都市空間の結びつき、(2)アニメーションにおける「動き」の研究、(3)映像表現と観客との関係、(4)映像表現におけるパフォーマンス(演技)とナラティヴ(語り)の関係、(5)批評という言説といった主題を扱う予定である。
適宜、受講者の関心に合わせて購読する文献を調整します。
他専攻・他専修の院生の受講を歓迎します。

 

表象文化構造論研究演習(大学院)

前期に引き続き実写映画とアニメーションの研究における特定のトピックについて、研究文献の購読と作品の検討を行う。具体的には、(1)実写映画と都市空間との結びつき、(2)アニメーションにおける「動き」の研究、(3)映像表現と観客との関係、(4)映像表現におけるパフォーマンス(演技)とナラティヴ(語り)の関係、(5)批評という言説といった主題を扱う予定である。
適宜、受講者の関心に合わせて購読する文献を調整します。
他専攻・他専修の院生の受講を歓迎します。

 

表現文化論基礎演習(学部)

作品分析の基礎を学ぶ。特定の方法論や理論にもとづく分析の一歩手前にとどまり、ひとつの具体的な対象としての作品と向き合い、それを構成している表現の特徴や構造を具体的に把握し、考察するレッスンを行います。作品は私たちの前に、ひとつの触知可能なまとまりとして、たとえば書かれた言葉(小説、エッセイ)、描かれた線と記号(マンガ)、 俳優の身体と声(演劇)、静止した光と影(写真)、明滅する映像の連なり(映画)として与えられています。この授業では、そのような触知可能なまとまりとしての作品がどのように形作られており、どのような動き、出来事がそこに生起しているのかを明らかにするとともに、それを言葉によって記述するレッスンを行います。
また、文献調査、画像編集にもとづく簡潔なプレゼンテーションを作成し、発表するレッスンを行います。口頭発表における補助資料の位置づけ正しくを理解し、プレゼンテーション用ソフトウェアの欠点と利点を把握した上で、効果的な発表資料を作成する技術を学習します。
今年度の授業では、マンガ、小説、絵画、写真、映画、演劇、現代美術を扱います。それぞれのジャンルについて、指定された作品の分析を行う。学期末には作品分析の口頭発表を受講者全員にしてもらうことになります。

 

表象文化論(学部)

本講義のねらいは、映像作品の考察のための基礎作りです。対象としては実写映画とアニメーション、および近年のデジタル映像を扱います。考察される作品は映画が中心になりますが、映画以外の動画表現の分析にも不可欠な映像リテラシーの習得に役立つはずです。今年度は実写映画とアニメーションを同じ割合で扱いながら、両者に通底する視点とそれぞれの表現に特徴的な側面に注目して多様な映像表現を考察していきます。またAI技術にもとづく映像表現が急速に普及しつつある現状を踏まえて、「実写」表現とは何であったのかを映画史的観点から再検討する予定です。今年度はとりわけ映像と言語の関係という観点から、映画映像の変容を考察します。
この授業では、毎回、いくつかの作品から特定の場面を取り上げ、その場面の特徴やそこで用いられている技法を考察しながら、映画表現の多様な側面に光を当てていきます。またそれらの考察を通して、映画の分析に不可欠な基礎概念の導入も行います。
授業では Microsoft Forms を活用します。
この講義では、みなさんに多くの作品に触れてもらい、映像作品を考察するための言葉を獲得してもらうことが目標です。したがって、受講者の積極的な参加が求められます。

 

表象文化論演習(学部)

今年度の演習のテーマは、「映画を観ること、批評を読むこと、批評を書くこと」です。
ひとが表現と向き合う仕方には様々な種類があります。現在、私たちの社会でもっとも支配的な態度は愛着を軸にした表現や作品との向き合い方(=推し)でしょう。また作者が作品に込めた意味を知ろうとする「考察」も人気があります。しかし、表現と向き合い、それを思考する仕方はそれだけではありません。もうひとつ少なくとも20世紀を通して非常に重要であったのが「批評」と呼ばれる営みです。そして、「批評」の重要性は今日の社会においても、完全に失われてはいません。むしろ新たな形で「批評」を再興することが求められているとも言えます。今回の授業では、映画を「批評」という角度から考えるレッスンを行います。
ひとつの映画作品は膨大な数の映像と音響の組み合わせによって構成されています。そこには映像だけでなく、字幕、 台詞、ナレーション、音楽、環境音(ノイズ)、視覚効果など多様な要素が含まれます。そうした諸要素が相互に特定の仕方で関係づけられることで、映画作品という複雑にして精妙な構築物が成立しています。「批評」を学ぶことは、そうした作品との出会いを言語化するレッスンとしても役立ちます。
この授業では、まず1本の映画作品を上映し、その作品について書かれた批評を読みます。批評の書き手がどのような角度から、いかなる方法論で作品に接近し、何を発見し、いかなる感情や欲望を批評の読み手に喚起しているのかを考察します。そのあとで、各自が作品について短い批評を執筆し、それを報告します。そして、その報告に基づいて、上映作品についてみんなで考えてみます。
演習で扱うのは映画作品ですが、批評の方法は他のジャンルの表現にも応用可能です。

 

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