昨年（2024年）12月22日に京都大学・西部講堂で開催された松村浩行監督特集「量への抵抗」（主催：宇宙映画上映会）のドキュメントが完成しました。当日は松村監督作品の上映と監督との対談が行われました。今回発行されたドキュメントでは、当日の対談の採録に加えて、監督のエッセイやゲストによる論考が収録されています。
当日は会場がとても寒くて、監督も私もコートを着込んでの対談でした。しかし極寒のなか暗闇に包まれて見た『TOCHKA』の上映は忘れがたい映画体験になりました。
このドキュメントは京都市内の映画館などで配布されると聞いています。また監督の特集上映などのイベント会場でも配布があるかもしれません。以下に目次を紹介しますので、気になる方は探してみてください。
目次
脅威の観客 − 松村浩行さんの眼差し 高野一興
対談１ 松村監督 ＆ 行田洋斗
問い続けるテクスト − 松村浩行『YESMAN/NOMAN/MORE YESMAN』における翻案 山本葉波
対談２ 松村監督 ＆ 海老根剛
三人の娘 松村浩行
暗くて寒い部屋 工藤由晶