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aesthetics

愚か者たちのいない場所で / 『可傷的な歴史(ロードムーヴィー)』

京都のE9で田中功起の『可傷的な歴史(ロードムーヴィー)』を見る。 E9は劇場なので厳密には映画館ではないけれども、今回の上映のフォーマットは完全に映画館と同じだった。大きなスクリーンがあり、それに向き合うかたちで階段状に座席が並べられ、完全に暗転された状態で他のお客さんといっしょに同じ映像の投影を見つめる。完全に映画である。にもかかわらず、この作品からはま… Read More »愚か者たちのいない場所で / 『可傷的な歴史(ロードムーヴィー)』

「大衆をほぐす」ー シアトロクラシーと映画(館)

大阪大学美学研究室が企画・編集している学術誌『a+a 美学研究』(第12号)に論文を寄稿しました。本号の『a+a 美学研究』では、「シアトロクラシー 観客の美学と政治学」という標題のもと、思想、演劇、オペラ、映画、アートにおける観客の問題を考察する刺激的な論考が集められています。本論文では、従来、演劇との関係で議論されることの多かったシアトロクラシーの問いを… Read More »「大衆をほぐす」ー シアトロクラシーと映画(館)

<新訳>ポピュラー音楽について 
Ⅰ. 音楽の素材

授業用教材としてアドルノの英語論文 “On Popular Music” を訳出しました。この論文は Studies in Philosophy and Social Science 誌に1941年に発表された論文ですが、成立時期が『啓蒙の弁証法』の「文化産業」の章に近く、そこで論じられている主題の多くがここでも扱われています。しかもそれらの主題が特定の対象… Read More »<新訳>ポピュラー音楽について 
Ⅰ. 音楽の素材