宇宙映画上映会 Vol. 4「量への抵抗」
対談採録 松村浩行監督 × 海老根剛
2024年12月22日に開催された松村浩行監督特集上映(宇宙映画上映会 Vol. 4 量への抵抗、京都大学西部構堂)で行われた対談の採録です。関係者の許可を得られましたのでウェブ公開します。「松村浩行監督 特集上映 講演録」(宇宙映画上映会発行)17-31頁を底本としていますが、私の発言のみ冗長だったところに若干手を入れています。
2024年12月22日に開催された松村浩行監督特集上映(宇宙映画上映会 Vol. 4 量への抵抗、京都大学西部構堂)で行われた対談の採録です。関係者の許可を得られましたのでウェブ公開します。「松村浩行監督 特集上映 講演録」(宇宙映画上映会発行)17-31頁を底本としていますが、私の発言のみ冗長だったところに若干手を入れています。
三宅唱監督の『ケイコ 目を澄ませて』(2022年)が音の映画であることはすでに各所で論じられているし、監督自身も音の重要性について語っているけれども、この映画の「音声」において、「音」と「声」が対極的とも言える機能を担っていることは、あまり語られていないように思う。私が映画館(いつもの出町座!)で見て気づいたことを簡単にメモしておきたい。 観客にとって、こ… Read More »隔てる音と架橋する声 / 『ケイコ 目を澄ませて』
授業で使用する教材として日本語に訳した文章を公開します。今回訳出したのは、ミシェル・シオン『オーディオ-ヴィジョン』(L’Audio-Vision)第1部・第5章にある「描出と再現」と題された一節です。ここでシオンは「描出」という概念に基づいて映画の音を再考しています。映像と音声の全面的なデジタル化の進展の初期に書かれた文章ですが、「実写」映画とアニメーショ… Read More »描出と再現(ミシェル・シオン)
『はだかのゆめ』(甫木元空監督)は、そのタイトルが示唆するように、夢の構造を備えている。この作品では、私たちが大雑把に「現実」と呼んでいるものの論理は骨抜きにされ、「ここ」と「あそこ」の隔たりも、現在/過去/未来の区別も、生きているものと死んでいるものとの差異も、生物と無生物の違いも、すべてが曖昧になり、繋がり合い、混ざり合ってしまう。そうした夢の映画の作り… Read More »夢の映画、音の映画 /『はだかのゆめ』
授業で使用するために日本語に訳した文章を公開します。今回翻訳したのは、Rick Altman: The American Film Musical. (Indiana University Press, 1987) の第4章 The Style of the American Film Musical にある “Audio Dissolve” と題された1節… Read More »アメリカのミュージカル映画のスタイル(リック・アルトマン)
内容はタイトルのとおり、青山真治作品におけるDowser(長嶌寛幸+寺井昌輝)の仕事についてです。2007年4月21日に開催された爆音上映オールナイトイベントに合わせてboidが発行したフリーパーパー boid PAPER No.3 に掲載。若干の加筆がなされています。
2006年7月に船場アートカフェで開催された映画祭「リュック・フェラーリ・フェスティバル 世界のざわめき、音の記憶」のパンフレットに掲載した文章を公開します。ウェブ掲載にあたって、一部改稿されています。